2018年2月2日付/あきた北新聞
2018年2月2日付
今季初全県に「警報」

インフルエンザ、一気に流行加速

定点患者数、北秋田が県内最悪

 インフルエンザの定点医療機関あたり患者数(定点とする医療機関を1週間に受診した平均患者数)が、県内の全保健所管内で警報開始基準値を超えた。県健康推進課が1日公表した第4週(今月22日〜28日)の発生状況で示されたもの。前週(今月15日〜21日)は能代、由利本荘の両管内で同基準値を超えたが、全保健所そろって超えたのは今季これが初めてで、約6年ぶり。この結果、県平均の同患者数は前週のほぼ1.6倍の40人台となり、うち県内最多の北秋田は前週の3倍近い70人台にのぼった。

 第3週と第4週との比較によるインフルエンザ定点医療機関あたり患者数の保健所管内別内訳は下表のとおりだが、今季初めて全管内で警報開始基準値となる30人を突破。全管内そろって超えたのは、24年3月以来約6年ぶりとなる。

 この結果、第4週の県平均は前週比15.26人、58.3%増の41.43人に。うち秋田北地方は県内最多の北秋田が同51.00人、191.2%増の77.67人と突出しているほか、大館も前週の19.29人から38.86人へと、ほぼ倍増した。

 一方、県内の社会福祉施設などから新たに、秋田北地方の4施設を含む15施設からインフルエンザ集団発生の届け出があった。うち同地方は、北秋田市の南鷹巣保育園(1月24日に届け出)で園児101人中8人、職員32人中1人の計9人、あいかわ保育園(1月29日同)で園児145人中11人、大館市の大館八幡こども園(1月25日同)で園児175人中11人、大館ホテヤこども園(1月29日同)で園児196人中15人、職員45人中2人の計17人に、それぞれインフルエンザ特有の症状が現れた。このほか、インフルエンザ様疾患集団発生(集団風邪)は、今季これまでで最多の94件にのぼる報告が県内全域から寄せられた。

 インフルエンザ以外の感染症の集団発生報告のうち秋田北地方関係は、大館市の向陽こども園(1月24日同)で感染性胃腸炎が集団発生。同園では、1月22日〜24日のまでに園児78人中10人、職員19人中1人の計11人に嘔吐、下痢の各症状がみられた。  (午前零時)

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