2018年1月18日付
22年ぶり70%台

昨年の県警検挙率

県内最高は大館署

 全国屈指の高実績を誇る県警の検挙率は昨年、22年ぶりに70%を超えた。県警が17日までにまとめた29年全刑法犯の状況(暫定値)で示されたもの。警察庁は18日に全国の検挙率を公表するが、 本県の検挙率は80%に迫る高さを確保しており、2年連続の全国最高はほぼ確実とみられる。秋田北地方を管轄する大館、鹿角、北秋田3署のうち大館は県内15署中最高で、同3署平均では県平均を上回る約85%に達した。

 県警が同現在で作成した殺人、強盗、放火など刑法等の法律に規定する犯罪をあわせた全刑法犯の状況は下表のとおりだが、このうち認知件数に対する検挙件数の割合を示す検挙率は、前年を9.1ポイント上回るの78.4%。前月比でも3.6ポイント上昇して80%近くまで高めており、歳末はとりわけ各署こぞって検挙活動に本腰を入れたもよう。

 昭和50年以降の統計によると、県平均検挙率が最も高かったのは昭和61年の85.2%で、最低は平成13年の37%。29年は、平成7年の72%以来22年ぶりに70%台に達した。

 ちなみに、24〜28年の過去5年間の県平均検挙率は24年が59.7%(全国2位)、25年が57.4%(同)、26年が64.5%(同1位)、27年が60.3%(同2位)、28年が70%目前の69.3%(同1位)と、全国屈指の高さ。29年は一気に80%近くまで上昇したことからしても、2年連続全国最高の可能性が高い。

 同現在の秋田北地方各署の検挙率は大館が県内最高の102.2%、鹿角が73.1%、北秋田が79.1%。大館が圧倒的に高かったのを受け、同3署平均は県平均を6.4ポイント上回る84.8%にのぼった。前年以前に認知した事件も検挙するケースが多発した場合、大館のように検挙率が100%を超えることがあり、29年は大館、秋田臨港(101.8%)の2署で超えた。 (午前零時)

               区分

罪種・手口
  認知件数
  検挙件数
  検挙率
  検挙人員
  うち)少年
H29
H28
増 減
H29
H28
増 減
H29
H28
増 減
(P)
H29
H28
増 減
H29
H28
増 減
件数 件数 人員 人員
全刑法犯 2,428 2,947 -519 -17.6 1,904 2,041 -137 -6.7 78.4 69.3 9.1 1,268 1,364 -96 -7.0 65 93 -28 -30.1

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