2018年1月13日付
300件を下回る

29年の県内出火件数

過去20年間で初

 昨年の県内出火件数は、県が公表している10年以降の20年間で初めて300件を下回った。県総合防災課がまとめた29年火災発生状況(速報値)で示されたもの。死者数は2年連続で25人未満に抑えたが、増加に転じた。負傷者数は、前年の1.3倍余に悪化。

 28年(確定値)との対比による29年月別火災発生状況は下表のとおりだが、29年計の出火件数は263件で、前年に比べて48件、15.4%減少した。2年連続の減少。10年以降の過去20年間で初めて300件を下回り、同以降最も多かった13年(612件)の4割余に。

 一方、死者数は前年比2人増の24人で、2年連続の25人未満ながら2年連続減には至らなかった。ちなみに、10年以降で最も少なかったのは22年と24年の各20人で、これに12年の21人、10年、25年、28年の各22人、そして29年が続く。

 29年に悪化傾向が強まったのは負傷者数で、前年比17人、31.5%増の71人にのぼった。中でも8月は前年同月(5人)の3倍以上の17人を数えたほか、4月は前年同月(同)の2倍以上の12人と、両月が全体数を大きく押し上げた。    (午前零時)

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