2017年4月2日付
津谷氏が3選果たす
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北秋田市長選初の無投票で3選を果たした津谷永光氏
北秋田市長選告示
 
対立候補なく初の無投票

 任期満了(4月16日)に伴う北秋田市長選は2日告示され、午後5時で立候補の届け出が締め切られた。現職の津谷永光氏(65)=松葉町・無所属=以外に届け出がなかったため、同氏は初の無投票3選を果たした。

 4町合併によって市制が施行された17年、21年、25年の過去3回の同市長選は、いずれも一騎打ちで大差がつく選挙戦に。一方、今回は共産党同市委員会が対立候補の擁立を模索したものの具体化せず、津谷氏が3選出馬を表明した昨年12月以降も無風状態が続き、4回の市長選の中で初の無投票に至った。

 当選した津谷氏は地元鷹巣小、中から慶応義塾高(神奈川県横浜市)に進み、慶大経済学部を卒業。昭和62年4月に、県議会議員初当選。連続6期目半ばの平成21年2月に同議員を辞職し、同4月の北秋田市長選に初当選した。25年同月に2選。

 今選挙で津谷氏は「『北秋田市 "まち・ひと・しごと" 創生総合戦略』の着実な遂行による『人にやさしい見守り・ぬくもりのまちづくり』」をスローガンに掲げた。

 その上で@産業振興による仕事づくりと働く場の確保A移住・定住対策B少子化対策・子育て支援C新たな地域社会の形成…子供から高齢者まで安心して暮らせるまちD高齢者にもやさしい医療と福祉の充実E市民ファーストの推進F安全・安心で快適な暮らしやすい環境の整備、の7点を公約の柱に据えた。  (午後5時1分)