2017年12月29日付
定点患者数が倍増

県内のインフルエンザ

2管内で今季初の注意報

 県内は、インフルエンザの定点医療機関(54カ所)あたり患者報告数が県平均で倍増した。県健康推進課が28日公表した今年第51週(今月18-24日)の発生動向で示されたもの。9保健所管内中2管内で今季初めて注意報の基準値を超えたほか、秋田北地方は大館管内でじりじりと増加。北秋田管内は県内で唯一、3週連続報告なしの"無風"状態を保っている。

 同課が作成した第50週(今月11日〜17日)と第51週の保健所別定点医療機関あたり患者数推移は下表のとおりだが、9管内のうち大仙が50週の5.86人から16.71人に、由利本荘が同3.83人から14.83人にそれぞれ増加し、今季県内で初めて注意報の基準値(10人)を超えた。

 3週連続"無風"状態の北秋田を除く8管内で軒並み増加したのを受け、県平均は同3.52人から7.72人に倍増。うち大館は同3.14人から4.43人に増加したものの、県平均を下回っている。

 同課は「年末年始は帰省や旅行などで人の移動が多くなる時期。人の移動に伴い、各地で流行している他の感染症も波及してくる可能性がある」として、石けんで念入りに手を洗うことやバランスの取れた食生活と十分な睡眠など、流行拡大を抑えるための心がけを喚起。

 北秋田管内では、感染性胃腸炎とRSウイルス感染症の各集団発生が新たに報告された。うち感染性胃腸炎は北秋田市の指定障害者支援施設  友生園から届け出があり、12日から15日にかけて利用者80人中11人、職員63人中8人の計19人に 嘔吐や下痢、腹痛、発熱の各症状が現れた。

 また、同市の特別養護老人ホーム青山荘からはRSウイルス感染症の集団発生報告があった。同施設では、11月25日から今月21日にかけて利用者132人中16人、職員88人中5人の計21人に同感染症特有の症状が現れた。 (午前零時)  

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