2017年12月23日付
早ければ来年2月中

県人口の99万人割れ

1日現在99万3,669人

 4月1日現在で87年ぶりに100万人を下回った県人口は早ければ来年2月中(3月1日現在)、遅くとも同3月中(4月同)には確実に99万人を割り込む情勢となっている。県調査統計課が22日公表した11月中の動きを示す今月1日現在の人口は99万3,669人で、前月に比べて約960人減少した。

 県の人口と世帯数は27年国勢調査の確定値を基礎に、毎月の住民基本台帳などの登録増減数を加減して算出。ただし、県内市町村間の移動者数を含んでいないため、各市町村が広報などに掲載している人口の総計(市郡計)と一致しないほか、届け出に時間的なずれなどがあるため、各市町村が把握している転入者数、転出者数とも開きがある。

 1日現在の県人口は男46万6,909人、女52万6,760人の計99万3,669人で、前月に比べて959人、0.1%減少した。25市町村中、潟上市で6人、八峰町、井川町で各1人増加したのを除いて軒並み減少。87年ぶりに100万人を割り込んだ4月1日現在の県人口は99万9,636人だったが、同現在との比較では5,970人減少した。

 1日現在の自然、社会両動態別内訳は、11月中に430人生まれたのに対して1,315人亡くなったため、885人の自然減。同月中に689人が県外に転出したのに対して615人が県内に転入したため、74人の社会減となった。

 過去1年間の月平均減少数は1,183人。ちなみに、前年12月中には1,245人、今年1月中には1,250人、2月中には1,057人の各減少となり、同3カ月間だけで3,552人の県民が姿を消したことに。

 今月1日現在で99万人にあと3,669人と迫っており、月平均の減少数や前年同期の減少動向からすると、早ければ2月中に99万人を下回り、仮に2月中を回避できたとしても減少数が圧倒的に多い3月中(今年は4,674人減)には確実に割り込む計算だ。

 経済の衰退など多方面に直結する人口減少をどう食い止めるかが県政最大課題とされる中、実効ある歯止め策を見出せないまま99万人割れは目前に迫っている。秋田北地方の市町村別人口と世帯数は下表のとおり。 (午前零時) 

秋田北地方の29年12月1日現在の人口と世帯数
市町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
大館市 72018人 91人減 28231世帯 2世帯減
鹿角市 30822人 55人減 11355世帯 19世帯減
北秋田市 31847人 38人減 12115世帯 7世帯減
小坂町 5053人 11人減 2074世帯 1世帯増
上小阿仁村 2223人 11人減 885世帯 8世帯減
合計 141963人 206人減 54660世帯 35世帯減