2017年12月8日付
東北で2番目に多く

11月の県内倒産、負債総額

規模は前年比ほぼ半減

 11月の県内倒産は件数、負債総額とも、前年同月からほぼ半減した。東京商工リサーチが8日公表した同月の全国企業倒産状況で示されたもの。改善傾向はみられたが、本県の負債総額は東北で2番目に多かった。

 全国計の企業倒産(負債額1,000万円以上)は件数が677件、負債総額が1,456億6,300万円で、うち件数は前年同月に比べて2.3%、16件減少した。3カ月ぶりに前年を下回り、11月としては平成2年の633件以来27年ぶりの低水準に。

 それでも、都道府県別では前年同月比増加が24道府県、減少が21都県を数え、3カ月連続で「増加」が「減少」を上回った。これは、リーマン・ショックがあった20年6月から21年3月までの10カ月連続以来のことで、全国的な倒産減少の「底打ち」をうかがわせる。 

 また、負債総額は前年同月比75.4%、4,488億2,100万円の大幅減。前年同月にパナソニックプラズマディスプレイ(負債5,000億円・特別清算)の大型倒産が発生したことの反動減が背景にある。負債額別では、1億円未満が516件(前年同月比3.2%増、構成比76.2%)と全体の約8割を占めるなど、小規模企業倒産を中心に推移。

 県内の倒産規模は、件数が前年同月の7件から3件に減少し、負債総額が同11億2,200万円、49.1%減の11億6,200万円。同総額が東北(6県)で最も多いのは宮城の12億8,200万円で、本県はこれに次ぐ水準だった。 (午後3時半)