2017年12月7日付
11日から10日間展開
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年末の交通安全運動のチラシ
県内、年末の交通安全運動

7日現在の累計死者数27人

年計最少タイに微かな期待

 県交通安全対策協議会、県、県警が主唱する「年末の交通安全運動」が、11日から20日までの10日間行われる。今年の交通事故死者数は、7日現在の累計で前年同日比20人減の27人。7日に井川町で発生したことにより、年計で統計開始以降の最少記録更新はなくなった。ただ、最少タイ記録の可能性は微かに残しているだけに、同運動をとおして交通死亡事故抑止に対する県民意識の高揚が望まれる。

 年末は慌ただしい上に飲酒運転、積雪や路面凍結によるスリップ事故などの発生が懸念されるため、各自治体や関係機関は協力して安全運転を呼びかける。県警も全署態勢で指導、取り締まりを強化。

 年末の交通安全運動は「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本に据えるとともに○飲酒運転の根絶○冬道の安全運転の励行○後部座席を含めたすべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、の3点を運動の重点に設定。

 うち飲酒運転の根絶は今月を飲酒運転追放県民運動強調月間とし、飲酒運転は周囲の責任も問われることを強調し「絶対しない、させない」の推進を図る。

 今月の県内交通事故死者数は7日現在で3人、年累計で27人。うち7日には、井川町の国道285号で軽トラックとトラックが衝突し、軽トラックを運転していた女性(79)が搬送先の病院で約5時間後に死亡した。

 これによって年計の最少記録更新はなくなったが、統計を開始した昭和24年以降最も少なかったのは同24年、同25年、同27年の各27人で、可能性は皆無に近いながらも今年はこれに並ぶ可能性を微かに残している。

 なお、県は7日、昨年11月の交通死亡事故多発注意報発令要項制定以来初めて同注意報を発令するとともに、5回目となる高齢者交通死亡事故多発注意報も併せて出した。先月30日から7日までに死亡事故が4件発生したことによるもので、同4件中高齢者の死亡事故は半数の2件。発令期間は11日までとした。 前の関係記事