2017年11月25日付
受注額が乱高下

県内の建設業

9月は30%以上の落ち込み

 県産業政策課は25日までに、9月の県内経済動向調査結果をまとめた。建設業の受注額は、前年同月比60%台の大幅増を確保した前月から一転し、30%以上の落ち込みとなった。 

 製造業は生産額が前年同月比7.3%、受注額が同8.4%の各増加。電気機械が持ち直したほか、木材・木製品が全体的に増加傾向にあり、強含みの動き。うち電気機械の生産額は同18.4%増加し、4カ月連続で10%を超え、過去1年間で最大の伸びを示した。製造業の3カ月先の業況見通しDIは、前月の2.4から3.4へとプラス幅がわずかに拡大。

 建設業は、完工高が前年同月比0.1%増と横ばいを保った反面、受注額は前月の同64.1%増から31%減に乱高下した。過去1年間の中では4月の54.9%、5月の33.9%に続いて3番目の減少規模。公共投資も2カ月連続で前年を下回った。建設業の3カ月先の業況見通しDIは、前月のマイナス12.5から同31.3へと落ち込みの度を強めた。3カ月連続のマイナス。

 小売業の売上高は、前年同月に比べて1.5%増加した。とはいえ、飲食料品の同3.7%増が全体の微増にかろうじてつなげたにすぎず、身回品は同12.3%、家電品は同7.2%、衣料品は同5.7%それぞれ落ち込んだ。うち過去1年間で初めて売上が10%以上減少した身回品は、一部で店内改装や前年好調の反動があったという。小売業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス28.6から同14.3へと厳しさがいくぶん緩和。

 サービス業の売上高は、前年同月比0.4%増の横ばい水準。大型イベントなどが宿泊者増につながった旅館・ホテルが同7.3%増加した反面、その他サービスが同10%落ち込んだ。運輸はほぼ横ばいの同0.2%減。サービス業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス21.9から同15.6へと厳しさの度合いが緩んだ。