2017年11月21日付
15歳未満人口10万人割れ寸前
 
高齢者数、初の35万人突破

県内、少子高齢化一層深刻に

 15歳未満の子どもの数が10万人割れ寸前まで減少し、65歳以上の高齢者数が初めて35万人を突破するなど、県内は少子高齢化が一層深刻化している。県調査統計課が21日公表した29年県年齢別人口流動調査結果の速報(28年10月1日〜29年9月30日の人口動態)で示されたもの。働き盛り世代を中心とする15〜64歳人口は53万人台に落ち込み、高齢者のうち75歳以上の人口は初めて19万人を超えた。

 前年10月1日現在の人口と世帯数(国勢調査翌年は国勢調査の確定人口と世帯数)を基準に、市町村から報告があった出生数、死亡数、転入者数、転出者数(世帯数は発生、消滅、転入、転出した世帯数)を加減して年齢別別人口や世帯数などを算出した。

 それによると、県内の人口は10月1日現在で99万5,374人となり、前年に比べて1万4,285人、1.41%減少。年齢3区分別人口のうち15歳未満は前年比2,936人、2.8%減の10万402人で、1カ月平均で245人減少していることからすれば、年内に10万人を割り込むのはほぼ確実な情勢だ。また、県人口全体に占める15歳未満の割合は前年比0.1ポイント減の10.2%で、過去の推移からすれば早くて30年、遅くても32年には10%を割り込みそう。

 一方、65歳以上人口は前年比1万4,887人、1%増の35万1,076人で、初めて35万人を突破。県人口に占める割合は同0.9ポイント増の35,6%と、初めて35%を超えた。うち75歳以上人口は同1,793人、1%増の19万246人を数え、初の19万人突破。県人口に占める75歳以上人口の割合は、同0.5ポイント増の19.3%にのぼった。19%を超えたのは初めてで、31年にも5年に1人を占める20%に達する公算が大きい。

 さらに、働き盛り世代を中心とする15〜64歳人口は同1万4,887人、2.7%減の53万5,356人で、前年の55万人余から53万人台まで落ち込んだ。県人口に占める割合は、同0.8ポイント減の54.2%に。19年に60%を割り込んだ同人口は、今年と同ペースで先細ると仮定した場合、6年後の35年に50%に達する。市町村別年齢3区分別人口は下表のとおり。 (午後2時)

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