2017年11月20日付
子どもへのつきまとい多発

県内、10月末現在で35件

前年同期は皆無

 県内では今年、不審者が子どもにつきまとうケースが多発している。県警が10月末現在でまとめた29年子ども対象声かけ事案等の発生状況によると、前年同期に皆無だった子どもへの「つきまとい」は35件にのぼった。

 子どもが犯罪に巻き込まれるケースは依然として全国で後を絶たず、中には殺人などの凶悪犯罪も。このため、犯罪の未然防止に向けた一般市民などからの情報提供は、一層重要性を増している。

 県警が作成した子どもをターゲットとした不審者の行為別発生状況は下表のとおりだが、10月末現在の累計は前年同期に比べて52件、34.2%増の204件を数え、10月中に200件を超えた。最も多いのは「声かけ」で、全体のほぼ3件に1件を占め、前年同期を13件、24.5%上回った。

 また、前年同期に皆無だった「つきまとい」は35件にのぼり、「その他」(52件)を除けば「声かけ」に次いで多い。おとなに多発しているストーカー行為が、県内では子どもにも深刻化しつつある現状を浮き彫りにした形だ。

 子どもへの不審行為が最も多い地域は人口最多の秋田市で、前年同期比13件、19.4%増の80件。一方、秋田北地方は同5件、23.8%減の15件で、県傾向とは逆に減少傾向。同地方の地域別内訳は大館市が前年同期の13件から8件に、鹿角市・小坂町が同7件から6件にそれぞれ減少し、北秋田市・上小阿仁村が同1件から2件に増えた。

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