2017年11月13日付
300件割る可能性も

今年の県内出火件数

建物出火件数は最少更新か

 今年の県内出火件数は、県が統計で明らかにしている平成10年以降で初めて年計300件を下回る可能性が出てきた。うち全体の6割強を占める建物火災は、同以降の最少を更新しそうな気配だ。

  県が統計で明らかにしている10年以降の年間総出火件数と建物同の推移は下表のとおりだが、うち総出火件数が最も多かったのは13年(612件)で、唯一600件を超えた。最も少ないのは28年の311件で、13年との比較ではほぼ半数に。22年以降は、300件台で推移した。

 一方、今年は10月末現在(速報値)で前年同期比35件、13%減の234件と改善傾向を強めており、残る11、12月の状況次第とはいえ、10年以降初めて300件を下回る可能性が高い。ちなみに、前年11月は20件、12月は22件だった。

 また、年間建物出火件数が10年以降で最も多かったのは11年の352件で、最少は28年の191件。今年は、10月末現在で141件を数え、前年同期に比べて16件、10.2%減少した。前年は11月に16件、12月に18件発生していることなどからすれば、今年は同以降初めて180件を下回る可能性を残している。

 火災による累計死者数は10月末現在で前年同期比1人増の18人、同負傷者数は同15人、31.3%増の63人。死者数は横ばいに近い水準ながら、負傷者数は著しく悪化した。

10年 11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 28年 29年(10月末現在)
年間総出火件数 437 539 475 612 476 491 505 414 386 469 519 423 332 336 386 349 351 373 311 234
うち年間建物出火件数 298 352 300 313 296 299 306 284 264 280 278 236 235 220 237 204 199 211 191 141