2017年11月11日付
8カ月ぶり20人下回る

10月の県内自殺者数

累計で減少に好転

 先月の県内自殺者数は8カ月ぶりに20人を下回り、1-10月の中で少ない方から2番目だった。警察庁が10日公表した10月の速報値で示されたもの。同月にいくぶん改善したのを受け、同期間の累計は前月末現在の前年比1人増から7人の減少に転じた。

 1-10月の県内自殺者数推移は下表のとおりだが、うち10月は19人で、2月の14人以来8カ月ぶりに20人を下回った。同期間の最少は2月で、10月はこれに次ぐ。東北6県の中で最も多かったのは福島の33人で、本県は岩手と並んで最少。

 1-10月の累計自殺者数は214人で、前年と同様、10月に200人を超えた。それでも、10月の改善傾向を反映して9月末現在の1人増から7人の減少に転じた。

 統計手法が異なるため警察庁と厚生労働省(人口動態統計)が明らかにする自殺者数には開きがあるが、県警のまとめによる年計自殺者数は25年に統計史上初めて300人を下回り、297人となった。以降、26年に277人、27年に278人、そして昨年は最少の263人に。今年は、同史上初の250人台の可能性も出てきた。 (午前零時)

続報:県警は、速報値として10日に公表した自殺統計のうち、9月を「20人」としていたものを「21人」に改めた。これにより、累計は警察庁公表の214人から215人となった。修正後の月別確定数は下表のとおり。

 

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

累計

29年

22 14 24 20 30 21 23 21 21 19 215

前年比

3 -10 -1 -3 12 4 -3 0 0 -8 -6