2017年11月9日付
倍増も全国7番目の低水準

10月の県内倒産負債額

件数、前年と同数4件

 先月の県内倒産は4件で、負債総額は1億4,600万円だった。東京商工リサーチが9日公表した10月の全国企業倒産状況で示されたもの。負債総額は、47道府県中7番目に少ない。

 全国計の企業倒産件数(負債額1,000万円以上)は733件、負債総額は958億7,900万円。件数は前年同月に比べて7.3%、50件増加し、23年7月以来6年3カ月ぶりに2カ月連続で前年を上回った。

 3月以降は前年同月比増加(3月、5月、7月、9月)と減少(4月、6月、8月)を交互に繰り返してきた中、ここにきて倒産減少の「底打ち」の動きが強まりをみせている。これを裏付けるように、都道府県別でも前年同月比増加が25都府県、減少が19道県と、2カ月連続で「増加」が「減少」を上回った。

 負債総額は前年同月に比べて13.8%、153億5,600万円減少し、8月の923億7,500万円に次いで今年2番目に少ない。負債1億円未満が557件(前年同月比15.8%増、構成比75.9%)と全体の7割以上を占め、依然として小規模企業倒産を中心に推移している。

 県内の倒産件数は、前年同月と同数の4件。青森が全国唯一皆無で、そのほかの東北各県は岩手、宮城が各6件、秋田、山形が各4件、福島が2件を数えた。

 県内の負債総額は、前年同月の7,300万円から1億4,600万円に倍増。それでも、東北では皆無の青森に次いで少なく、全国でも少ない方から7番目だった。 (午後2時半)