2017年10月19日付
受注額は前年の1.6倍余

8月の県内建設業

小売業微増、飲食料品が支える

 県産業政策課は19日までに、8月の県内経済動向調査結果をまとめた。建設業の受注額は、前年同月の1.6倍余を確保。飲食料品の増加に支えられ、小売業はかろうじて1%台の増加にこぎつけた。

 製造業は生産額が前年同月比5.2%、受注額が同8.1%の各増加。電気機械が緩やかに持ち直しているほか、木材・木製品が全体としては増加傾向にあり、やや強含みの動き。ただ、製造業の3カ月先の業況見通しDIは、前月の12.8から2.4にプラス幅が縮小した。

 建設業は、完工高が前年同月に比べて4.8%落ち込んだ一方、受注額は前年同月比増加率が前月の15.1%から64.1%へと大幅に拡大した。とはいえ、公共投資は2カ月ぶりに前年を下回り、建設業の3カ月先の業況見通しDIは前月のマイナス18.8から同12.5にマイナス幅が縮小したものの、2カ月連続のマイナスに。

 小売業の売上高は、前年同月に比べて1.4%増加した。うち家電品は、前月にエアコンの売り上げ好調を受けて同18.8%の伸びを示したのに対し、同5.7%減に暗転。一部で県産品の売り上げが好調だったことや販促活動などで飲食料品が2.2%の増加にこぎつけたのが、小売業全体の微増に貢献した。衣料品は同6%、身回品は同0.8%の各減少。小売業の3カ月先業況見通しDIは、前月のマイナス17.9から同28.6へと厳しさを増した。

 サービス業の売上高は、前年同月比0.9%の微減。旅館・ホテルが宿泊の増加などを受けて同4%増加したほか、運輸が同0.6%増とかろうじて前年水準を確保した反面、その他サービスが全体的に低調で同9.8%落ち込んだ。サービス業の3カ月先業況見通しDIは、前月の9.4からマイナス21.9に暗転。