2017年10月11日付
統計開始以来4番目に少なく

本年度上半期の県内倒産件数

26件、26億円

 本年度上半期(4-9月)の県内倒産規模は26件、26億円だった。東京商工リサーチが10日公表した同期間の全国企業倒産状況で示されたもの。同期の件数としては統計開始以来4番目に少なく、5年連続で30件を下回った。負債総額は、過去10年間で2番目に少ない。

 上半期の企業倒産(負債額1,000万円以上)は全国計で件数が4,220件、負債総額が2兆1,173億7,800万円。件数は前年同期比0.09%、4件の微増で、年度上半期としては過去20年間で28年度(4,216件)に次ぐ低い水準ながら、20年度以来9年ぶりに前年を上回った。

 原因別では「販売不振」が8年ぶりに増加したほか、負債額別では10億円以上の大型倒産が9年ぶりに増加に転じるなど状況に変化がみられ、倒産減少の底打ちをうかがわせた。

 また、負債総額は前年同期比219.6%、1兆4,549億8,600万円の顕著な増加で、2年ぶりに前年を上回った。同期としては、22年(2兆7,673億9,500万円)以来7年ぶりの2兆円超え。

 製造業で戦後最大の倒産となった、上場企業で自動車部品製造のタカタ(6月、負債額1兆5,024億円)の民事再生法の適用申請が影響しており、この1件だけで年度上半期負債の7割(構成比70.9%)を占めた。

 県内の倒産件数は、前年同期比1件減の26件と横ばいに近い水準。2年ぶりに減少し、統計開始以来4番目に少ない。25年度が23件(統計開始以来少ない方から3番目)、26年度が28件、27年度が23件(同)、28年度が27件と、同期としては5年連続で30件を下回った。東北6県の中では青森、山形両県の各20件に続いて少ない方から3番目。

 県内の負債総額は26億円で、前年同期に比べて13億4,800万円、34.1%減少した。過去10年間の同期では、26年度の21億6,600万円に次いで少ない。東北6県の中では、山形県の20億3,600万円に次いで少ない方から2番目。 (午前零時)