2017年9月21日付
知事続行に強い決意
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一般質問に臨む北林議員(左)と、答弁する佐竹知事
一般質問で佐竹知事

9月定例県議会
 
北林議員、「信頼回復」質す

 9月定例県議会は、20日から3日間の日程で一般質問を行っている。うち21日に登壇した北林丈正議員(自民・北秋田市)は最初の質問項目で「信頼回復について」と題し、7月22日に県内を襲った記録的大雨の際、宮城県へゴルフ旅行に出掛けていたことに伴う一連の問題について、佐竹敬久知事に考えを質した。これに対して知事は、議会初日(13日)の知事説明の際などと同様、知事続行に強い決意をにじませた。

 この問題について知事は、初日本会議の知事説明の中で給与3カ月間分と期末手当(冬のボーナス)をともに無給とすることを明らかにし、自身の減給処分案を今議会に提案。

 北林県議は「このたびの豪雨災害に際して虚偽説明などで大きく失われた県民の信頼をどう取り戻し、県庁組織を引っ張っていくつもりか、決意を聴かせてほしい」と、知事に求めた。

 これに対して知事は、先の知事説明や20日の一般質問での回答に続いて「思慮に欠けた行動と説明」を謝罪するとともに、危機管理体制の見直しを行ったと明言しながら、県民からの信頼回復に向けて職員とともに全力をあげて県政の諸課題解決に向けて取り組む決意をあらためて示した。

 危機管理体制のあり方や知事の政治姿勢をはじめとする関係質問が今一般質問では続出しており、知事はほぼ同様の回答に終始するものとみられる。同問題についての知事の回答要旨は次のとおり。 (正午)  前の関係記事

 私自身の思慮に欠けた行動と説明により、被災された方々をはじめ県民の皆様の県政への信頼を大きく損ねたことを深く反省し、みずからに県政史上最も重い給料等の減額を課すための関係条例案を今議会に提案した。いったん失った信頼を取り戻すことは容易ではないが、まずは災害からの復旧について国や市町村と十分に連携しながら、被害を受けた農地や公共土木施設等の早期復旧と被災した方々の生活や事業活動を支援していく。

 また、災害に迅速に対応していくためには私自身と幹部職員はもとより職員一人一人が常日頃から危機対応への備えを怠ることなく、危機発生時には直ちに最善の対応をとるという危機管理維持意識を持ち続けることが重要であり、これに加えて緊急時における情報伝達のあり方や災害対策本部の早期設置など、組織としての危機管理体制の見直しを行ったところである。

 今後とも、このたびの反省をしっかりと心に刻みながら、ふるさと秋田をさらに発展させていくという初心を忘れることなく知事という職責の重さをあらためて深く認識するとともに、みずからが先頭に立ち、県民の皆様に信頼していただけるよう県政の諸課題の解決に向けて職員とともに全力で取り組んでいく。