2017年9月15日付
本県は4年ぶり減少

100歳以上の高齢者数

今月1日現在613人

 全国の100歳以上高齢者数は毎年増加の一途をたどり、今月1日現在で過去最多の6万7,800人余にのぼるのに対し、本県は2年連続の600人超ながらも4年ぶりに減少した。厚生労働省が「老人の日」の15日に公表した統計結果で示されたもの。本県は年度内に100歳を迎える高齢者が3年連続で300人を超えたが、前年に続いて減少した。

 老人福祉法が制定された昭和38年に全国でわずか153人だった100歳以上高齢者数は昭和56年に1,000人、平成10年に1万人、24年に5万人をそれぞれ超え、今年は前年比2,132人増の6万7,824人と過去最多を更新。増加は、47年連続となる。

 うち女性は、全体の88%を占める5万9,627人で同2,102人増えたのに対し、28年度に初めて8,000人を超えた男性は8,197人で増加数はわずかに30人と、男女差は著しい。

 一方、県長寿社会課が作成した21年度以降の県内の100歳以上高齢者推移は下表のとおりだが、本年度(今月1日現在)は613人を数え、2年連続で600人を超えたものの、全国傾向に逆行して25年度以来4年ぶりに減少に転じた。

 国は昭和38年以来、「老人の日」の記念行事として各年度内に100歳を迎える高齢者に総理大臣からの祝い状と記念品を贈呈してきた。全国で本年度中に100歳に到達するのは、今月1日現在で3万2,097人で、前年度に比べて350人増加。

 うち本県は男性51人、女性251人の計302人で、3年連続で300人を超えた。しかし、前年の23人減に続いて今年は10人減少するなど、頭打ち傾向にある。

 このほか、人口10万人あたりの100歳以上高齢者数は、全国平均で前年度比1.75人増の53.43人。本県は同0.21人減の60.69人で、全国順位は前年度から1つ下げて26位だった。

 本県の最高齢者は北秋田市の畠山ミヨさんで109歳(明治41年3月4日生まれ)、全国同は鹿児島県喜界町の田島ナビさんで117歳(同33年8月4日生まれ)。27年6月27日から国内最高齢者の田島さんは特別養護老人ホーム「喜界園」で暮らし、職員の声かけにも応じ、食事もしっかり食べるという。  (午後5時)   前の高齢者関係記事

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