2017年9月14日付
北秋田管内で患者突出

3件の集団発生報告も

夏かぜのヘルパンギーナ

 ヘルパンギーナの定点医療機関あたり患者数が県内各保健所管内中唯一20人を超えている北秋田管内(北秋田市、上小阿仁村)は、同患者数がさらに増え、25人に迫る勢いだ。県健康推進課が14日公表した今年第36週(今月4日-10日)の感染症発生情報で示されたもの。同管内では、集団発生も3件報告された。

 ヘルパンギーナは患者のほとんどが乳幼児で占められる夏かぜの一種で、発熱と口腔内の水疱性発疹を特徴とするウイルス性咽頭炎。患者の咳やくしゃみのしぶきを吸い込んだり、ウイルスが付着した手指や食器を介するなどして感染し、まれに無菌性髄膜炎や急性心筋炎などの合併症を起こす場合も。

 同課が作成した第36週と35週の定点医療機関あたり患者数は下表のとおりだが、9保健所管内中突出して多い北秋田管内は34週まで県平均を下回る水準だったのに対し、35週に突発的に増えて21.5人にのぼった。さらに、36週は23.5人を数え、前週比では緩やかな増加ながら25人に迫っている。同管内に隣接する大館管内は北秋田管内に次いで多いが、34週に12人、35週に12.75人と2週続けて10人を超えたのに対し、36週は8.25人に減少。

 北秋田管内では、12日にヘルパンギーナの集団発生報告が立て続けに3件寄せられた。北秋田市の鷹巣東保育園は今月4日から12日にかけて園児55人中10人、米内沢保育園は先月29日から今月12日にかけて同90人中10人、認定こども園「しゃろーむ」は今月2日から12日にかけて同134人中10人がそれぞれ罹(り)患。13日現在、県内では6件の集団発生報告があった中、半数を北秋田市で占める。同課は北秋田、大館両管内に警報を継続発令中。 (午後4時半)

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