2017年9月11日付
威勢よく「イヤサカサッサー」
 
大館神明社祭典
 
今年もにぎやかに開幕
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余興奉納奉告祭を経て、馬喰町を出発する各町内の山車(午後2時50分ごろ)
 
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若い世代の笛や太鼓なども威勢よく響く(午後2時40分ごろ)
 
 
秋田北地方を代表する秋祭りのひとつ、大館神明社の祭典が10日の宵宮を皮切りに開幕した。秋雨や台風の多い季節に重なっていることから「雨祭り」の異名をもつ同祭典だが、今年の宵宮は午前中に一時雷鳴とともに強雨に見舞われたものの午後からは秋晴れに恵まれ「ヨーイヨイ、ソーレ、イヤサカサッサー」の掛け声や大館囃子が威勢よく響きわたった。

 同神明社は、延宝3年(1675年)に現在の中神明町に遷(うつ)ったとされ、今年は342年目。同祭典は、2月の大館アメッコ市や8月の大館大文字まつりなどと並ぶ大館市を代表する祭りで、商売繁盛や家内安全、五穀豊穣などを祈願。

 宵宮の10日は午後2時からの余興奉納奉告祭に続き、汗ばむほどの陽気の中、各町内から集合した山車やみこしが馬喰町を出発した。同3時からは大会本部前交差点で、14講の山車や9台の子どもみこしがパレードを繰り広げた。

 さらに、午後7時5分には御成町2丁目に集合した各町内の山車が「田町の坂」−新町交差点に向けて出発。同区間の中で「田町の坂」は最大の難関で、「田乃坂越え」と呼ばれる。 勢いをつけて坂を駆け上がる様子は名物の一つで、お囃子も坂を上がるときは速いテンポの「帰り山」、坂を上がり切ると優雅な「大館祇園囃子」に変わるなど豊かな祭り風情を醸し出していた。

 11日は例大祭(午前8時半から同神明社)、曲げわっぱ大太鼓演奏(午後零時20分から大町ハチ公通り)、山車見世(同1時半から同通り)、駅前大館囃子共演(同6時からJR大館駅前)、祭典祝い水(同45分から同交差点)をそれぞれ繰り広げ、同7時50分から同通りで行われる名残囃子で閉幕する。 (午前零時)