2017年9月1日付
県平均で35%突破

65歳以上の割合 

高齢化率最高は上小阿仁村

 県全体の人口に占める65歳以上の割合は、35%を超えた。9月の「老人月間」を前に県長寿社会課が31日公表した高齢者数と高齢化率調査(7月1日現在)の結果で示されたもの。25市町村中、3市町村が高齢化率順位1ケタ台にランクされるなど、上小阿仁村を筆頭に秋田北地方は県内屈指の高齢地帯となっている。

  老人福祉法では9月15日を「老人の日」と定め、県はこれにあわせて同月を「老人月間」とし、高齢者の保健・福祉の向上を目指してキャンペーンを展開。年度内に100歳に達する長寿者に県が総理大臣の祝状と記念品を贈呈するほか、県老人クラブ連合会、県長寿社会振興財団、県社会福祉事業団の各「老人月間」主唱団体が独自に行事を行う。

 同課が公表した高齢化率(県人口に占める65歳以上の割合)の市町村別順位は下表のとおりだが、県全体の65歳以上人口は7月1日現在で前年同日比3,759人、1.1%増の35万3,786人を数える。初めて35万人を突破した前年からさらに増加し、来年には35万5,000人を超えるとみられるが、増加数は前年の5,154人から縮小した。

 一方、県平均の高齢化率は24年に30.4%で初めて30%を超え、25年は31.4%、26年は32.4%、27年は県人口の3人に1人を超える33.6%に達し、28年は34.6%、そして今年は35.5%に。

 秋田北地方のうち26年に県内で唯一50%を超えた上小阿仁村の高齢化率は、27年に50.9%、28年に52.4%と確実に上昇し、今年は53%となった。依然として県内1位。そのほかの同地方は、小坂町が43.8%で県内6位(前年は43%で5位)、北秋田市が43.8%で7位(同42.2%で7位)で、同3市町村は毎年1ケタ順位に入っている。さらに、鹿角市は38.5%で14位(同37.9%で12位)、大館市は37.8%で16位(同37%で14位)。

 65歳以上の高齢者だけの世帯は県全体で前年比3,362世帯、2.9%増の11万8,286世帯で、総世帯に占める割合は同1.3ポイント増の30.4%と初めて30%を超えた。うち高齢者の独り暮らし世帯は同2,229世帯、3.5%増の6万5,069世帯。総世帯に占める割合は、前年の15.9%から16.7%に上昇した。  (午前零時) 

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