2017年8月17日付
8職種に153人出願

29年度大館市職員採用試験

申込者、減少の一途たどる

 大館市職員採用試験の受験申込者数が、減少の一途をたどっている。市職員課が17日明らかにした29年度採用試験(30年4月以降採用予定)の同申込者数は消防士を含む8職種計でかろうじて150人を超えたにとどまり、最後の300人台だった26年度との比較では6割近く減少。初めて募集した行政事務の障害者枠には、5人が出願した。

 市は7月4日〜今月14日の期間、市職員と病院職員を全職種とも「若干名」募集。うち消防士を含む市職員は8職種で募集したのに対し、計151人が出願。過去3年間の出願状況をみると、26年度が7職種に349人、27年度が6職種に200人、28年度が同170人と減少の一途をたどり、29年度は前年度比17人、10%減、最後の300人台だった26年度比では196人、56.2%の大幅減となった。

 前年度比の男女別では男性が3人、2.9%減の100人と横ばいに近い減少水準だったのに対し、女性は同14人、20.9%減の53人に。目立った減少ぶりを反映して女性は男性の半数近くにとどまり、全出願者数に占める女性の比率は前年度の39.4%から34.6%に低下した。

 29年度の職種別出願内訳は○上級行政事務=74人(男51人、女23人)〇初級同=31人(男13人、女18人)〇埋蔵文化財専門員=2人(いずれも男)〇上級土木=1人(同)〇初級同=4人(同)〇保育士=14人(男2人、女12人)〇行政事務(障害者枠)=5人(いずれも男)〇消防士=22人(同)。

 全体の半数近い48.4%を占める上級職は前年度に比べて25人、25.3%減少した一方、初級同は同3人、10.7%増加した。また、土木は上級が4人減少したものの、初級が倍増。保育士は同1人増、消防士は同1人減と、ともにほぼ横ばいだった。

 埋蔵文化財専門員は、前年度に年度途中で任期付き募集としたのに対し、29年度は正職員として新規募集。さらに、初募集の行政事務(障害者枠)について同課は「応募があるのかどうかも予想がつかなかったが、初めてにしてはまずまずでは」と受けとめている。

 新規採用は、前年度4月にスタートした職員定員適正化計画に基づいて実施。定年退職(60歳)後の再任用職員の任期は、前年度から従来の1年間を2年間に延長した中、本年度末の再任用職員の退職者は事務職の9人をはじめ計15人を見込んでいる。

 29年度採用試験は9月17日に第1次試験(市中央公民館)、10月5日に合格発表、同22日に第2次試験(市中央公民館、消防士は市消防本部)、11月9日に最終合格発表。    (午前11時半)