2017年8月14日付
製造、建設は好調

県の6月経済動向調査

小売、サービスはじり貧

 県産業政策課は14日までに、6月の県内経済動向調査結果をまとめた。製造業と建設業が前年同月に比べて各2ケタの増加率を確保したのに対し、小売業とサービス業はじり貧傾向にあった。

 製造業は生産額が前年同月比10.3%、受注額が同11.3%の各増加。うち輸送機械は生産額が同14.3%、受注額が同17.5%の各増加と引き続き好調なほか、緩やかに持ち直している電気機械も生産額が同10.4%、受注額が同9.5%の各増加を確保した。うち電気機械の生産額は、過去1年間で初めて10%を超えた。ただ、製造業全体の3カ月先の業況見通しDIは、6カ月連続のプラスながら前月の16.7から10.7にプラス幅が縮小。

 建設業は受注額が26.6%、完工高が29.4%、前年同月に比べてそれぞれ増加した。受注額は4カ月ぶりに増加に転じ、前年9月の24%を抜いて過去1年間で最大の伸び。反面、公共投資は7カ月ぶりに前年を下回った。3カ月先の業況見通しDIは、前月のマイナス12.5から0.0に改善。

 小売業の売上高は、前年同月比で0.2%の微増だった前月から1%減へと、横ばいに近い水準で落ち込んだ。このうち衣料品は過去1年間で最大だった4月の27.8%減ほどではないものの10.9%減少し、前年11月以降8カ月連続でマイナスから脱け出せずにいる。小売業の3カ月先業況見通しDIは9カ月連続のマイナスながら、マイナス幅は前月の28.6から17.9に縮小した。

 サービス業の売上高は、前月の前年同月比1.6%増から同0.5%の小幅減少に転じた。うち旅館・ホテルが同1.2%、情報関連などその他サービスが同0.2%それぞれ増加した反面、運輸は同0.9%の落ち込み。サービス業全体の3カ月先業況見通しDIは6カ月連続でプラスを確保し、プラス幅は前月の28.1から31.3に拡大した。