2017年8月13日付
小林は銅メダル

世界陸上男子50キロ競歩

荒井が銀、丸尾が5位

 4日にロンドンで開幕した第16回世界陸上競技選手権大会最終日は13日、秋田北地方期待の小林快(24)=ビックカメラ、秋田工高-早大出、大館市出身=が男子50キロ競歩に出場し、フィニッシュ33選手中、銅メダルを獲得した。また、銀メダルに荒井広宙(29)=中野実業高-福井工大出-石川陸協-北陸亀の井ホテル-自衛隊体育学校=が輝いたほか、5位に丸尾知司(25)=洛南高-びわこ成蹊スポーツ大出-和歌山県教育庁-愛知製鋼=が食い込み、日本勢全3選手が大健闘した。

 小林は昨年10月23日、今世界陸上の選考を兼ねた第55回全日本50キロ競歩高畠大会(山形)の一般男子で3時間42分8秒をたたき出し、見事優勝。日本陸連の派遣設定記録(3時間44分38秒)もクリアし、初めて世界陸上への切符を手にした。

 世界陸上最終日は、男女50キロ競歩、同20キロ同のほか、男子走り高跳び、女子円盤投げ、同5,000メートル、同800メートルなど男女あわせて11種目の決勝(競歩以外は日本時間14日午前3時〜同5時台スタート)を行い、全日程を閉幕する。

 うち小林が出場した男子50キロ競歩(バッキンガム宮殿前付近周回コース)は、13日現地時間午前7時45分、日本同午後3時45分に号砲が鳴らされた。エントリー49選手中6番目の自己ベストをもつ小林は、リオデジャネイロ五輪銅メダリストの荒井とゴール間際まで2位争いを繰り広げ、わずか2秒差の3時間41分19秒で3位表彰台。

 デッドヒートとはいえ、小林はレース中、先輩格の荒井の励ましを受けながらゴールしており、同競技日本勢初のダブル表彰台はチームワークで勝ち取ったともいえそう。このほか、丸尾は3時間43分3秒で5位に食い込み、上位を日本勢で占めた。

 2位の荒井に8分2秒の大差をつけて優勝を飾ったヨアン・ディニズ(仏国)は、みずから2014年に出した世界記録(3時間32分33秒)の更新こそならなかったものの、大会新記録の3時間33分12秒と圧倒的な強さを見せつけた。入賞は次のとおり。 (午後7時半)            

※国によっては読み方が英語読みでない場合が多いため、選手名は原文のまま記載します。

順位  選手名  記録 
1 Yohann Diniz FRA 3:33:12
2 Hirooki Arai JPN 3:41:17
3 Kai Kobayashi JPN 3:41:19
4 Igor Glavan UKR 3:41:42
5 Satoshi Maruo JPN 3:43:03
6 Máté Helebrand HUN 3:43:56
7 Rafal Augustyn POL 3:44:18
8 Robert Heffernan IRL 3:44:41