2017年8月11日付
秋田北地方は4個人、団体

県が本年度の表彰

子ども・子育て支援と児童健全育成

 県は10日、県正庁で本年度の県子ども・子育て支援知事表彰と県児童健全育成表彰を行った。秋田北地方関係は子ども・子育て支援で1団体、児童健全育成で3個人、団体のあわせて4個人、団体が表彰された。

 子ども・子育て支援知事表彰は、積極的に子ども・子育て支援活動を行っている団体や企業などを対象に20年度から実施しているもので、本年度は4団体が選ばれた。うち秋田北地方関係は、16年に結成した鹿角市のおはなしくれよん(会員14人)。

 同団体は幼稚園や保育園、小学校、子育てサークルなどを訪問して定期的な読み聞かせを実施し、通常の絵本のほか、紙芝居や人形、音楽、楽器、手遊びなど、工夫した手法を用いて情操教育に努めている。

 また、依頼に応じて鹿角の民話や伝説を鹿角弁で読み聞かせたり、戦争に関する本を題材として扱うことも。こうした取り組みによって、子どもたちがふだんの生活の中では触れることがむずかしい地域や歴史のことを学ぶ機会を提供している。

 一方、児童健全育成表彰は活動が顕著で他の模範となる子ども会や児童の育成に功労のあった個人、団体を讃え、活動を奨励。本年度は5団体が栄光賞、5人が子ども会育成功労賞、2人が児童育成功労賞をそれぞれ受賞した。

 うち秋田北地方関係は、昭和35年に結成した大館市の小坪川原子ども会(会員児童12人)が栄光賞、鹿角市の佐駐熏_栄氏が子ども会育成功労賞、同市の石坂千雪氏が児童育成功労賞を受賞した。

 この日は、あきた子育て応援企業として3企業、1大学の表彰も行ったが、同地方関係は皆無。同地方関係の県児童健全育成表彰の受賞内容は次のとおり。

〇小坪川原子ども会=廃品回収やクリーンアップを実施。小坪川原地区は町内会で農道の花壇づくりや田んぼへのひまわり植栽を行う中、これにも率先して参加し、環境美化活動を推進。

〇佐駐熏_栄氏=活動歴17年。子ども会活動での遊びなどの指導はもとより、花輪地区少年野球大会で長く審判を務め、小・中学生の野球指導も行っている。子どもたちの特性を見極めながら一人一人にあった指導をすることから、子どもたちや他の世話人から厚い人望を得ている。

〇石坂千雪氏=活動歴17年。鹿角市内の幼稚園や保育施設に勤務した後、同市初の子育て支援施設「地域子育て支援センター」の立ち上げに加わり、同市の子育て支援の第一人者として活動してきた。現在も市児童センターと市子ども未来センターの各館長として児童健全育成に尽力。