2017年8月6日付
「下剋上」ならず

大館市出身のプロボクサー中嶋

スーパーライト級1位に敗北

 大館市出身のライト級プロボクサー、中嶋龍成(22)=本名中嶋隆成・山龍ジム・大館鳳鳴高出=は4日夜、後楽園ホール(東京)で日本スーパーライト級1位のデスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)に挑戦した。ランク外の選手がいきなりトップレベルの選手に挑める機会は珍しいだけに、「下剋上起こします」と中嶋も意欲満々だったが、5ラウンド1分27秒TKO負けに終わり、ビッグチャンスを生かすことができなかった。3ラウンドの骨折が、敗因になったとみられる。

 中嶋はこの日、「The greatest boxing」(第28弾)と銘打ったボクシング興業でメーンイベンターとしてリングに上がった。対戦相手は、OPBF(東洋太平洋)同級9位で元ドミニカ共和国同級王者、元同国アテネ五輪代表で現スーパーライト級1位のデスティノ・ジャパン(本名・ブラディミール・バエス)。

 3日の計量後、中嶋は「体調良好」との感触をもちつつ、「明日はぶん殴られないようにしながら、ぶん殴り回して勝ちたい」と自信をうかがわせていた。しかし、第3ラウンドに受けたパンチで右目を眼窩底骨折。結果、5ラウンド1分27秒TKO負けと、不完全燃焼の幕引きとなった。

 試合後、「しっかり治して、また練習して、復帰したい。次戦は半年後くらいになりそう」と、次のチャンスに思いをめぐらせた。中嶋は、今年最初の試合となった4月17日にも判定負けを喫しており、今試合を含めてプロ通算9勝3敗となった。 前の記事