2017年8月5日付
秋田銀行は53.44%

県内企業のメインバンク比率

東北で2番目に高く

 東京商工リサーチが4日公表した企業のメインバンク調査結果によると、秋田銀行の県内シェアは50&を超え、東北では宮城の七十七銀行に次いで高かった。また、メインバンクとして取引をしている県内企業数は約7,600社を数え、東北で3番目に多い。

 調査は、全国の企業150万2,573社を対象に実施した。メインバンクとして最大の規模を誇るの金融グループは三菱UFJフィナンシャル・グループで、全国に占めるシェア(占有率)は8.2%、12万4,331社にのぼる。個別行でも、三菱東京UFJ銀行が8.2%、12万3,763社で最大。

 ただ、大都市圏は大手銀行が優位にあるものの、地方は地方銀行のシェアが圧倒し、信用金庫も都道府県内シェアの上位にランクインが目立った。

 県内シェアの全国トップは、島根の山陰合同銀行で65.79%。都道府県別で、県内シェア50%以上の地方銀行は秋田銀行を含む18行を数え、県内シェア2位に食い込んだ信用金庫も8信金あった。

 本県の状況は、秋田銀行が53.44%(7,607社)で県内シェアの過半数を占め、以下、北都銀行の30.28%(4,311社)、羽後信金の4.77%(679社)、秋田信金の3.18%(454社)、農業協同組合の2.03%(289社)と続いた。

 ちなみに、本県以外の東北の県別シェア1位は青森が青森銀行の42.20%(7,084社)、岩手が岩手銀行の44.45%(6,714社)、宮城が七十七銀行の56.62%(1万4,989社)、山形が山形銀行の36.78%(6,161社)、福島が東邦銀行の40.61%(1万4社)。

 秋田銀行のシェアは七十七銀行に次いで高く、全国では14番目。また、メインバンクとしての取引企業数は七十七銀行、東邦銀行に続いて東北3番目の規模だった。東京商工リサーチは「経営の効率化と金融仲介機能の実現力が、生き残りをかけた金融機関のメルクマール(中間目標)になっている」とした。