2017年7月29日付
減少の度強める

上半期の県内非行少年

前年比20%以上の減少

 県内で検挙や補導された非行少年は昨年、過去10年間の最少にとどまった中、今年はさらに減少の度を強めている。県警がまとめた上半期(1-6月)の「非行少年等の概要」(暫定値)で示されたもの。今年は、前年同期に比べて20%以上減少した。

 非行少年は、刑法犯少年(14歳以上20歳未満で犯罪行為をした少年)、触法同(14歳未満で、刑罰法令に触れる行為をした少年)、特別法犯同(刑法犯以外の法令違反をした犯罪少年と触法少年を合わせたもの)、ぐ犯同(20歳未満で、将来罪を犯したり刑罰法令に触れる行為をする恐れのある少年)に大別。

 28年計は前年比60人、27.6%減の157人にとどまり、過去10年間で最も少なく6年連続の減少となった。一方、県警が作成した今年上半期(6月末現在)の状況は下表のとおりだが、総数は前年同期比17人、23.6%減の55人。うち全体の約半数を占める刑法犯少年は同20人、42.6%減の27人と顕著な減少ぶりをみせた。反面、触法少年は同7人、46.7%増の22人で、一昨年同期と同水準。刑法犯少年で最も多い罪種は窃盗犯の38人、学種別では小学生が16人で最も多く、これに高校生の12人などが続いた。

 このほか、深夜はいかいや喫煙、飲酒、粗暴行為などで補導された不良行為少年は同88人、22.6%減の301人。この水準で推移すれば、年計で5年連続で減少し、2年連続で900人を下回りそうな気配だ。

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