2017年7月28日付
統計史上最高を更新
 
県内の有効求人倍率
 
4カ月連続上昇、1.37倍

 秋田労働局は28日、6月の一般職業紹介状況を公表した。県内の有効求人倍率(季節調整値)は1.37倍。4カ月連続で上昇し、統計史上最高だった前月を更新した。雇用失業情勢について同局はこれまでと同様、「改善の動きが続いている」とした。

<求人・求職の動向> 県内の新規求人数は前年同月比3.6%、306人増の8,830人で、6カ月連続の増加。主な産業別では建設業が1,034人で前年同月比11.4%(106人)、製造業が951人で同19.9%(158人)、運輸業・郵便業が341人で同0.6%(2人)、宿泊業・飲食サービス業が801人で同8.5%(63人)、生活関連サービス業・娯楽業が565人で同16.7%(81人)、医療・福祉が1,577人で同10%(143人)それぞれ増加し、卸売業・小売業が1,521人で同3.7%(59人)、サービス業=他に分類されないもの=が1,147人で同6.2%(76人)それぞれ減少した。

 有効求人数は2万2,992人で、前年同月に比べて10.4%、2,161人増え、42カ月連続の増加。対する新規求職者数は同5.3%、236人減の4,287人で、同47カ月連続で減少した。有効求職者数は同5.8%、1,108人減の1万7,931人で、同90カ月連続の減少。

<態様別新規求職者の動向> 新規求職者4,103人のうち在職者は1,344人で、前年同月に比べて4.5%、64人減少した。離職者は2,242人で同7.5%、183人の減少、無業者は517人で同3.5%、19人の減少。離職者の主な内訳のうち、事業主都合は同9.2%、65人減の641人で同16カ月連続の減少、自己都合は同7.4%、118人減の1,472人で同2カ月ぶりの減少。

 

<就職の動向> 就職者数は前年同月比6.3%、146人減の2,167人で、同15カ月連続の減少となった。うち雇用保険受給者は同8.5%、46人増の587人で、同6カ月ぶりの増加。45歳以上は同1.8%、16人増の909人で、同5カ月ぶりの増加。

 

<有効求人倍率> 求職者1人に対する求人数を示す県内有効求人倍率(季節調整値)は1.37倍で、4カ月連続の上昇。昭和38年の統計開始以来初めて1.3倍を超えた4月以降も、上昇し続けている。6月の上昇率は5月の0.03ポイントから0.01ポイントに縮小したものの、同求人倍率は統計史上最高を更新した。1倍超えは30カ月連続。全国平均は前月を0.02ポイント上回る1.51倍となり、本県と同様、4カ月連続で上昇。昭和49年2月の1.53倍以来、43年4カ月ぶりに1.5倍を超えた。

 

 このほか、総務省が同日公表した6月の完全失業率は(季節調整値)は2.8%。前月に比べて0.3ポイント上昇し、4カ月ぶりに改善した。完全失業者数は前年同月比18万人減の192万人で、85カ月連続の減少。(午後1時半) 

過去1年間の有効

求人倍率月別推移

28年/7月

8月

9月

10月

11月

12月

29年/1月

2月

3月

4月

5月

6月

県内の有効求人倍率

1.20倍

1.18倍

1.20倍

1.20倍

1.23倍

1.26倍

1.29倍

1.25倍

1.29倍

1.33倍

1.36倍

1.37倍

全国平均の有効求人倍率 1.37倍 1.37倍 1.38倍 1.40倍 1.41倍 1.43倍 1.43倍 1.43倍 1.45倍 1.48倍 1.49倍 1.51倍
※28年12月以前の季節調整値は、1月公表時に改訂された。