2017年7月27日付
男性は81歳目前

日本人の平均寿命

女性は2年連続世界2位

 日本人男性の平均寿命は80.98歳、女性は87.14歳となり、ともに5年連続で過去最高を更新した。厚生労働省が27日公表した28年簡易生命表の概況で示されたもの。女性は、2年連続で世界2位だった。

 同生命表は、日本にいる日本人について28年1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定し、各年齢の人が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられるかという期待値などを死亡率や平均余命などの指標によって表したもの。0歳の平均余命を示す「平均寿命」はすべての年齢の死亡状況を集約したもので、保健福祉水準を総合的に示す指標となる。

 同省は、国勢調査による人口(確定数)と人口動態統計(同)による死亡数や出生数をもとに5年に1度の「完全生命表」と、 人口推計などによる人口と人口動態統計月報年計(概数)による死亡数、出生数をもとに毎年の「簡易生命表」をそれぞれ作成している。

 昭和22年以降の平均寿命の推移は下表のとおりだが、28年の男性の同寿命は80.98歳となり、81歳目前に。前年を0.23歳更新し、5年連続で過去最高を更新した。

 また、女性の同寿命は87.14歳。前年を0.15歳更新し、男性と同様5年連続で過去最高を更新した。男女差は6.16歳で、前年に比べて0.08歳縮小。同省は「男女とも悪性新生物及び心疾患(高血圧性を除く)などの死亡率の変化が平均寿命を延ばす方向に働いている」と、前年と同様の見方を示した。

 男性の平均寿命が世界で最も長いのは、2016年調査による香港の81.32歳。日本は前年の4位から2位に浮上し、以下、キプロスの80.9歳(2014年調査)、アイスランド(2016年同)、スイス(2015年同)の各80.7歳などが続く。また、女性の世界一も香港で87.34歳。前年に4年ぶりに世界一の座を明け渡した日本は、2年連続で2位だった。 (午後4時)

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