2017年7月24日付
99万7,000人台に突入

1日現在の県人口

減少ペースが加速

 4月1日現在で87年ぶりに100万人を割り込んだ県人口は、その後も減少の一途をたどり、1日現在で99万7,000人台に突入した。県調査統計課が24日公表した6月中の動きを示す今月1日現在の「人口と世帯」で示されたもの。秋田北地方は鹿角市が3万1,000人割れ、北秋田市は3万2,000人割れが、それぞれ目前に迫っている。

 県の人口と世帯数は27年国勢調査の確定値を基礎に、毎月の住民基本台帳などの登録増減数を加減して算出。ただし、県内市町村間の移動者数を含んでいないため、各市町村が広報などに掲載している人口の総計(市郡計)と一致しないほか、届け出に時間的なずれなどがあるため、各市町村が把握している転入者数、転出者数とも開きがある。

 1日現在の県人口は男46万8,647人、女52万9,071人の計99万7,718人で、前月に比べて915人、0.09%減少した。25市町村中、井川町で2人、東成瀬村で1人それぞれ増加したのを除いて軒並み減少。

 87年ぶりに100万人を割り込んだ4月1日現在の県人口は99万9,636人だったが、同現在との比較では1,918人減少した。また、前年7月1日現在の減少数より125人拡大するなど、減少ペースが加速している。

 1日現在の自然、社会両動態別内訳は、6月中に457人生まれたのに対して1,166人亡くなったため、709人の自然減。同月中に937人が県外に転出したのに対して県内への転入者は731人にとどまったため、206人の社会減となった。少子高齢化が進む中で自然減はとどまるところを知らず、社会減は3カ月ぶり。このほか、世帯数は前月比68世帯減の38万9,350世帯で、3カ月ぶりに減少に転じた。

 秋田北地方の1日現在の人口は5市町村あわせて14万2,806人で、前月比減少数は前月の110人から144人に拡大。うち大館市は前月比63人減の7万2,375人で、県内5番目の減少規模だった。鹿角市は今月中に3万1,000人を割り込む可能性があるほか、北秋田市も3万2,000人割れが近づいている。さらに、小坂町は早ければ来年にも5,000人を下回りそうな気配だ。

 同地方の世帯数は5万4,820世帯。前月は8世帯増加したのに対し、今月は20世帯の減少に転じた。同地方の市町村別人口と世帯数は下表のとおり。 (午前10時)  

秋田北地方の29年7月1日現在の人口と世帯数
市町村 人口計 前月比 世帯数計 前月比
大館市 72,375人 63人減 28,287世帯 10世帯減
鹿角市 31,017人 32人減 11,403世帯 増減なし
北秋田市 32,057人 38人減 12,144世帯 1世帯減
小坂町 5,104人 8人減 2,090世帯 6世帯減
上小阿仁村 2,253人 3人減 896世帯 3世帯減
合計 142,806人 144人減 54,820世帯 20世帯減
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