2017年7月18日付
生かせ、大チャンス
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中嶋がメーンイベンターとなる興業試合のポスター
大館市出身のプロボクサー中嶋 

8月4日、メーンイベンター

相手は日本スーパーライト級1位

 大館市出身のライト級プロボクサー、中嶋龍成(22)=本名中嶋隆成・山龍ジム・大館鳳鳴高出=に、メーンイベンターとして日本スーパーライト級1位選手に挑む千載一遇の好機が巡ってきた。現在、日本ライト級ランク外でくずぶる中嶋にとって、今試合を制すればスーパーライト級日本タイトルを狙える位置へと一気に駆け上がれるだけに、「下剋上起こします」と自身も強気だ。

「The greatest boxing」(第28弾)と銘打ったボクシング興業は、8月4日に都内文京区の後楽園ホールで行われる。主催は、元WBA世界スーパーフライ級王者、同バンタム級暫定王者の輝かしいキャリアをもつ戸高秀樹が主宰する戸高秀樹ボクシングジム「STUDIO Bee」。午後5時50分ゴングの第一試合を皮切りに9試合を予定しており、うち中嶋は初のメーンイベント(8回戦)に臨む。

 対戦相手は、日本ボクシングコミッションの6月発表時点で日本スーパーライト級1位のデスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)。OPBF(東洋太平洋)同級9位で元ドミニカ共和国同級王者、元同国アテネ五輪代表のデスティノ・ジャパン(本名・ブラディミール・バエス)の戦歴は27戦22勝20KO3敗2分で、6月に初防衛を果たした同級日本王者、麻生興一(三迫)の至近距離で王者奪取を狙う。4月には、メーンイベントで同級5位の永田大士(三迫)をマットに沈め、1位の強さを誇示した。

 方や、中嶋龍成は2015年度全日本ライト級新人王を引っ提げて同級15位でランカー入り。2月から3月にかけてロサンゼルスに初の単身修行に乗り込み、4月には2012年度スーパーフェザー級全日本新人王の柳達也(27)=伴流ジム=を相手に今年最初の試合に臨んだが、判定負けを喫した。これにより、柳はランカー(現在日本ライト級11位)に返り咲き、中嶋はランク外に弾かれた。

 プロ通算9勝2敗の中嶋にとって、11歳年上のデスティノ・ジャパンは"超"強豪だが、「キャリア初の上位ランカー挑戦、勝てばランク外から一気に日本タイトル狙える位置にいけるでしょう。下克上起こします」と強気の姿勢。ビッグチャンスをものにできるかどうか、勝敗の行方が注目される。      前の記事