2017年7月18日付
県内建設業厳しさ続く

受注額は30%以上減少

製造業は堅調実績

 県産業政策課は18日までに、5月の県内経済動向調査結果をまとめた。建設業の受注額は、前年同月に比べて30%以上減少。一方、製造業は堅調な増加水準にある。

 製造業は生産額が前年同月比7.1%、受注額が同7.9%の各増加。うち輸送機械は生産額が同19.3%、受注額が同21.8%の各増加と引き続き好調ながら、生産額の増加率は4カ月ぶりに20%を割り込んだ。また、持ち直し基調にある電気機械は生産額が同5.9%増、受注額が5.7%増で、生産額は3カ月連続の前年比増に。製造業全体の3カ月先の業況見通しDIは、前月の15.5から16.7にプラス幅がわずかに拡大し、5カ月連続でプラスを見込んだ。

 建設業は受注額が33.9%、完工高が26.8%、前年同月に比べてそれぞれ落ち込んだ。過去1年間の受注額は前年9月に24%、今年2月に19%の各増加を確保したのを除いて軒並み減少。公共投資は6カ月連続で前年を上回ったものの3カ月先の業況見通しDIは前月の12.5からマイナス12.5に暗転した。

 小売業の売上高は、前年同月比0.2%増と横ばい水準。季節商材が好感触だった身回品が同6.1%増加したほか、家電品が同1.4%の増加にこぎつけた反面、衣料品が同4.6%、飲食料品が0.4%それぞれ落ち込んだ。小売業の3カ月先業況見通しDIは8カ月連続のマイナスながら、マイナス幅は前月の29.6から28.6に小幅縮小。

 サービス業の売上高は、前月の前年同月比0.2%減から同1.6%の増加に転じた。情報関連サービスの好調などからその他サービスが同12.1%、宿泊などの増加を背景に旅館・ホテルが同8.8%各増加した一方、一部で前年好調の反動がみられたのを受けて運輸が同1.6%減少。サービス業全体の3カ月先業況見通しDIは、5カ月連続でプラスを確保し、プラス幅は前月の28.1を維持した。