2017年7月8日付
件数増、被害額減

上半期の県内特殊詐欺被害認知

おれおれ詐欺、深刻の度増す

 県警は7日、今年上半期(1-6月)の特殊詐欺被害の認知状況(暫定値)を公表した。累計被害額は前年同期を約936万円下回ったものの、認知した被害件数は逆に10件近く増加。中でも先月は6件、930万円余にのぼり、被害額累計は5月末現在の3,800万円台から4,700万円台へと一気に膨らんだ。

 特殊詐欺は、架空請求や融資保証などの「振り込め詐欺」と金融商品やギャンブルなどの「振り込め詐欺以外」に分類。県警が作成した29年(暫定値)と28年(確定値)の各上半期認知状況は下表のとおりだが、今年の累計被害額は4,745万1,447円で、前年同期に比べて936万631円、16.5%減少した。反面、被害件数は同9件、64.3%増の23件と一気に悪化。うち6月に認知したのは6件、930万9,632円で、前月比2件、753万3,762件の各増加。

 上半期累計の内訳は、最も件数が多い架空請求が前年同期比4件増の13件ながら、被害総額は1,823万8,400円、35.2%減の3,355万5,600円に。6月に認知したのは2件、39万円だった。

 一気に深刻の度を増したのがおれおれ詐欺で、累計件数は前年同期の3倍の6件。累計被害額は、前年同期の265万円から1,023万9,000円へと4倍近くに拡大した。6月に全体の半数の3件認知し、被害額も792万4,000円と、累計額を大きく押し上げた。 (午前零時)

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