2017年6月29日付
約半数が地元で

県内の通勤、通学者 

27年国調の人口・就業状態

 地元で通勤または通学している人は県民全体の約半数にのぼり、その割合は全国で8番目に高い。総務省統計局が28日公表した27年国勢調査の従業地・通学地による人口・就業状態等集計結果で示されたもの。また、本県は昼間人口が夜間人口を下回った状態が続いている。

 「従業地・通学地」は就業者が従業している、または通学者が通学している場所のこと。ただ、運転者など屋外で仕事をしている人については、所属している事業所がある市区町村を従業地としている。

 全国と本県の従業地・通学地別人口は表上段のとおりだが、同人口割合の「他市区町村」をみると、「他県」は埼玉県が16.5%で最も高く、これに奈良県の15.2%、千葉県15.1%、神奈川県の14.4&が続き、47都道府県中、同4県が1割を超えた。本県は全国平均を4.5ポイント下回る0.6%にとどまり、高知県と並び、北海道と沖縄県の各0.2%、新潟県の0.5%に続いて4番目に低い。

 一方、「自市区町村」は島根県が54.4%で最も高く、以下、宮崎県の52%、鹿児島県の51.3%、愛媛県の50.4%、大分県の50.2%、長崎県の49.8%、岩手県の49.7%と続き、本県は49.6%で8番目に高かった。これからすれば、本県は地元で通勤、通学する傾向が強く、他県は皆無に近いという結果に。

 22年国勢調査結果との比較による本県の昼間人口、夜間人口、昼夜間人口比率は表下段のとおりだが、同比率は東京都が117.8で最も高く、これに大阪府の104.4、京都府の101.8、愛知県が101.4などが続き、14都府県で昼間人口が夜間人口を上回った。

 最も低いのは埼玉県の88.9で、以下、千葉県の89.7、奈良県の90.0、神奈川県の91.2などが続く。本県は、22年比0.1ポイント減の99.8。横ばいに近い水準ながら、全国順位は24位から31位に後退し、昼間人口が夜間人口を下回る状態が続いている。  (午前零時)

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昼間人口、夜間人口、昼夜間人口(平成22年,27年)

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