2017年6月28日付
高齢者交通死亡事故多発注意報を発令

期間は7月2日まで 

県内、10日間で3件発生

 19日から28日までの10日間で高齢者の交通死亡事故が3件発生した事態を重くみた県は28日、高齢者交通死亡事故多発注意報を発令した。期間は、7月2日までの5日間。暑い時期を迎えて県は、ぼんやり運転などをしないよう呼びかけている。

 同注意報は、高齢者の死亡事故が3件以上続発した際に発令。県民に対して早期に注意を呼びかけ、死亡事故の抑止につなげることを目的としている。昨年11月1日に同発令制度を新設し、同12月17日に最初の発令に踏み切った。

 28日までに発生した同3件の死亡事故は、19日午後10時ごろ横手市増田町亀田地内の市道で道路を横断中の84歳の男性が同市職員(41)運転の軽乗用車にはねられ、搬送先の同市の病院で約1時間40分後に死亡。

 また、21日午後6時25分ごろ、横手市増田町増田地内の市道交差点で軽乗用車同士が衝突し、一方の車の後部座席に乗っていた運転者の母親(86)が搬送先の同市の病院で約7時間15分後に死亡。

  さらに、28日午前7時半ごろ、大仙市大曲西根地内の市道と農道の交差点で乗用車とミニバイクが衝突し、農道を走行してきたミニバイクの84歳の女性が搬送先の病院で約1時間半後に死亡した。

 高齢者交通死亡事故多発注意報の発令とともに県は、運転者に対して「ぼんやり運転に注意し、夕暮れ時には早めのライト点灯に努め、体調が良くないときは運転を控えて」と呼びかけている。

 また、歩行者に対しては「道路横断の際は左右の安全を確認し、夜間の外出時には明るく見えやすい色の服装や反射材の着用を心掛けて」と注意を喚起。県内の交通事故死者数は引き続き全国最少ながら、28日の死亡事故によって同日午後3時現在の29年累計死者数は2ケタ(10人)に乗った。 (午後4時半)