2017年6月20日付
過去1年間で最大の落ち込み

県内建設業の受注額

前年比50%以上の大幅減

 県産業政策課は20日までに、4月の県内経済動向調査結果をまとめた。建設業の受注額は前年同月に比べて50%以上減少し、過去1年間で最大の落ち込みを強いられた。

 製造業は生産額が前年同月比6.5%、受注額が同4.5%の各増加。うち輸送機械は生産額が同28.5%、受注額が同31.7%の各増加と好調で、生産額は過去1年間で最高だった前月の29.4%に次ぐ高水準。また、持ち直し基調にある電気機械は生産額が同0.7%、受注額が1.5%増と、過去1年間で初めて増加に転じた前月(生産額同4.5%増、受注額同5.8%増)より伸びが鈍化したものの、2カ月連続でプラス実績を確保した。製造業全体の3カ月先の業況見通しDIは、前月の18.1から15.5にプラス幅が縮小しつつも、4カ月連続でプラスを見込んだ。

 建設業は、完工高が前年同月に比べて28%増加した反面、受注額は同54.9%の大幅減に。受注額は、前年12月の29.8%を抜いて過去1年間で最大の落ち込みとなった。たた、公共投資は5カ月連続で前年を上回り、3カ月先の業況見通しDIは前月のマイナス6.3から12.5のプラスに好転し、3カ月ぶりにマイナスから脱け出した。

 小売業の売上高は、前年同月比0.4%の微増。最も厳しい落ち込みを強いられたのは季節商品の動きが鈍い衣料品で、同27.8%減少し、過去1年間で最悪だった。それでも、41.5%の顕著な減少率だった前年同月よりは、落ち込みの度合いがいくぶん緩和。小売業の3カ月先業況見通しDIは7カ月連続のマイナスながら、マイナス幅は前月の34.6から29.6に縮小した。

 サービス業の売上高は、前月の同6.1%増から同0.2%の減少に転じた。運輸が同2.1%の増加にこぎつけた反面、旅館・ホテルが同9.3%、その他サービスが同4%の各減少。サービス業全体の3カ月先業況見通しDIは、4カ月連続でプラスを確保し、プラス幅は前月の24.1から28.1に拡大した。