2017年6月16日付
第20週に流行終息

今季の県内インフルエンザ

約300施設で休業措置

 県は15日、今季のインフルエンザ流行状況を総括した。調査開始以降最も早く流行期に入り、第20週(5月15日〜21日)に終息。学校や幼稚園など約300校(園)で休業措置が取られた。

 今季の県内は、昨年第46週(11月14日〜20日)にインフルエンザ定点医療機関あたり報告数が1.07人となり、流行の目安とされる1人を超えた。昭和56年の調査開始以降、最も早い流行期入り。

 その後、流行が徐々に拡大し、今年第6週(2月6日〜12日)には同報告数が26.67人にのぼり、今季のピークに。第7週(2月13日〜19日)以降は減少に転じ、第10週(3月6日〜12日)に再び増加したものの順調に減少した。第20週に同0.74人で1人を下回り、流行が終息。

 インフルエンザとみられる集団風邪は、第22週(5月29日〜6月4日)までに累計301の学校などで休業措置(休校・休園18、学年閉鎖147、学級閉鎖136)が取られ、昨シーズンを32件、11.9%上回った。報告数は1月中旬以降に急増し、第4週(1月23日〜29日)には最も多い49件にのぼったが、その後は減少し、第22週以降は報告がない。  

 インフルエンザによる入院患者数は、県内8カ所の基幹定点医療機関から260人の報告があった。うち4人がICU(集中治療室)に入室し、5人が人工呼吸器を必要とした。年齢別では、昨シーズンは1〜9歳が最も多かったのに対し、今季は60歳以上が約半数にのぼった。 (午前零時)