2017年6月15日付
本県男性全国ワースト2

年齢調整死亡率

女性は全国7番目に高く

 厚生労働省は14日、27年都道府県別年齢調整死亡率の概況を公表した。本県の同死亡率は男女とも改善傾向にあるものの、27年は男性が全国で2番目、女性が7番目にそれぞれ高かった。

 都道府県別年齢調整死亡率は、人口動態統計をもとに昭和35年から5年(国勢調査年)ごとに算出しているもので、今回で12回目。同死亡率は死亡数を人口で除した通常の死亡率(粗死亡率)と違い、年齢構成の異なる地域間で死亡状況の比較ができるようにするための死亡率で、年齢構成をそろえた場合の人口10万人あたりの死亡数を表している。この死亡率を用いることによって、年齢構成の相違を気にすることなく、より正確な地域比較や年次比較ができる

 本県の昭和35年から平成27年までの男女別同死亡率の推移は下表のとおりだが、うち27年は男性が5年前の22年比で73.2ポイントダウンの540.3となり、初めて600を下回った。これは死亡状況の改善を示すが、全国平均を54.3ポイント上回り、585.6で全国ワーストの青森県に次いで高い。

 また、女性は22年を16ポイント下回る266.4となったものの、全国平均を11.4ポイント上回った。全国ワーストは男性と同様、青森県で288.4。以下、福島県が275.7、茨城県が273.8、栃木県が272.5、和歌山県が268.9、岩手県が268.1で続き、本県は7番目だった。

 三大死因のうち本県男性のがんの同死亡率は185.8で青森県の201.6に次いで全国2番目、女性は97.7で青森県の103.0、北海道の99.5に続いて同3番目に高い。また、本県男性の脳血管疾患は52.2で、青森県の52.8に次いで全国ワースト2。(午前零時)

本県の年齢調整死亡率(人口 10 万対)の推移(全死因) =上段が男性、下段が女性=
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