2017年6月14日付
2年7カ月ぶり30人台

5月の県内自殺者数

累計で一転増加

 県内の自殺者数が、2年7カ月ぶりに30人台にのぼった。警察庁が13日公表した5月の自殺統計(速報値)で示されたもの。この結果、1-5月の累計自殺者数は100人を超え、前年同期比で増加に転じた。

 1-5月の県内自殺者数推移は下表のとおりだが、うち5月は前年同月比12人増の30人。1月以来4カ月ぶりに増加し、26年10月以来2年7カ月ぶりに30人台にのぼった。東北6県の中では、宮城の46人に次いで多い。

 この結果、1-5月の累計は前年同期比1人増の110人に。1-4月では同11人減だったが、5月に突出して多かったことにより、増加に転じた。厚生労働省が今月2日に公表した28年人口動態統計(概数)では、本県の自殺による死亡率は2年連続で全国最悪だっただけに、自殺抑止に向けた官民一体の取り組みが今年はさらに重要性を増している。

 5月の全国自殺者数(速報値)は男1,351人、女611人のあわせて1,962人。過去1年間で初めて1,900人を超えたものの、前年同月を103人下回り、27年7月以来22カ月連続で前年を下回った。

 

1月

2月

3月

4月

5月

1-5月の累計

29年

22 14 24 20 30 110

前年同月比

3 -10 -1 -3 12 1