2017年6月9日付
本県は東北最大の増加率

1-3月の外国人宿泊者数

震災前比では東北唯一減少

 今年第1四半期(1-3月)に県内の従業員10人以上の旅館、ホテルなどに宿泊した外国人旅行者数は1万9,410人で、東北最少ながらも、前年同期比増加率では最大だった。国土交通省東北運輸局が9日公表した3月の第2次速報値で示されたもの。ただ、東日本大震災前の統計となる22年同期との比較では、本県は東北で唯一落ち込んだ。

 同局が作成した3月と1-3月累計の全国、東北計と東北各県の外国人宿泊者数は下表のとおりだが、うち3月の本県は前年同月比2,040人、79%増の4,630人。東北では唯一5,000人を下回ったものの、増加率は全国、東北平均を大きく上回り、福島と並んで東北2番目の高さ。

 この結果、1-3月の累計宿泊者数は1万9,410人で、前年同期に比べて1万540人、119%増加した。東北では際立って少ないものの、唯一、2倍以上の誘客にこぎつけた。全国平均は3%増の緩やかな伸びにとどまる中、東北は平均で前年同期の1.6倍近くにのぼり、"発展途上"ながらも本県の増加ぶりは突出している。

 震災以前の22年同期との比較では、全国平均で175%、東北平均で72%の各増加と、外国人旅行者も着実に戻ってきている。これに対し、本県は1,800人、8%減と東北で唯一落ち込んだ。  (午後3時)

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