2017年6月8日付
少ない方から全国8番目

5月の県内倒産負債総額

件数、前年比2件減の5件

 東京商工リサーチは8日、5月の全国企業倒産状況を公表した。県内の負債総額は東北最少で、全国でも少ない方から8番目だった。

 5月の倒産(負債額1,000万円以上)は全国で802件、負債総額は1,069億1,700万円。件数は前年同月に比べて19.5%、131件増加し、2カ月ぶりに前年を上回った。800件を超えたのは、27年6月の824件以来1年11カ月ぶり。

 負債総額は同7.7%、89億3,500万円減少し、2カ月ぶりに前年を下回った。負債額1億円未満が同23.2%増の599件(構成比74.6%)と、小規模倒産が7割以上を占めた。これに対し、同10億円以上の大型倒産は同3件減の16件で、同100億円以上の大型倒産は2カ月連続皆無。

 本県の倒産件数は、同2件減の5件。東北各県の状況は青森、宮城、福島の3県が各6件、秋田、山形の両県が各5件、岩手が最少の3件だった。

 一方、本県の負債総額は自動車部品販売業の太平部品(秋田市)が6億5,000万円の負債をかかえて倒産したのを背景に12億9,300万円に膨らんだ前年同月に比べて84.9%、10億9,800万円減少し、1億9,500万円に。27年同月との比較でも1億6,200万円、45.4%減少し、平成に入ってから2番目に少ない。

 都道府県別負債総額は、鳥取が47都道府県中唯一の倒産皆無で、これに長崎の6,100万円、宮崎の1億300万円、岡山の1億1,300万円などが続き、本県は東北最少、全国でも8番目に少なかった。  (午後4時)