2017年6月1日付
5万を割り込む
 
経済センサス、県内事業所数
 
上小阿仁村は最大減少率

 県内の事業所数が、5万を割り込んだ。県調査統計課が31日公表した28年経済センサス−活動調査(6月1日現在)の速報集計結果で示されたもの。秋田北地方の減少率は上小阿仁村が県内最大だったのをはじめ、5市町村とも県平均を上回った。

 経済センサスは、事業所や企業の経済活動状態を把握することで日本の包括的な産業構造を明らかにするとともに、事業所・企業を対象とする各種統計調査実施のための母集団情報を整備するのが目的。「経済センサス‐基礎調査」と事業所・企業の経済活動の状況を明らかにする「経済センサス‐活動調査」の2つから成る。

 総務省が28年結果の速報を31日に公表したのを受け、県は同日、県内の分析結果を明らかにした。それによると、県内の事業所数は4万9,587事業所で、24年の前回調査に比べて2,698事業所、5.2%減少し、5万事業所を割り込んだ。減少率は、全国平均を2.7ポイント上回る。

 また、県内の従業者数は同3,802人、0.9%減の41万4,947人。全国平均が同2.9%減少したのに対し、県内は全国平均以上の事業所数減を反映して従業者数も先細り傾向に。

 市町村別の事業所数と従業者数は下表のとおりだが、このうち事業所数は井川、大潟両町村を除き、従業者数は秋田、鹿角、潟上、美郷、東成瀬の5市町村を除いて軒並み減少した。

 上小阿仁村の事業所数減少率は県内最大の13.9%にのぼり、実数は100事業所を割り込んだ。このほかの秋田北地方の減少率は、小坂町が上小阿仁村に次いで高い11.7%、鹿角市と北秋田市がともに9.2%、大館市が8.1%といずれも県平均を上回るなど、経済活動の低迷ぶりをあらためて浮き彫りにした。  (午前零時)

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