2017年5月18日付
過去1年間で最高の伸び

県内の輸送機械生産額

輸建設業受注額、2カ月ぶり減

 県産業政策課は18日までに、3月の県内経済動向調査結果をまとめた。製造業のうち輸送機械の生産額は、過去1年間で最高の伸びを確保。建設業の受注額は、2カ月ぶりに減少した。

 製造業は生産額が前年同月比5.6%、受注額が同8.6%それぞれ増加した。うち輸送機械は生産額が同29.4%、受注額が同25.2%の各増加と好調で、生産額は前年8月の同24.3%を抜いて過去1年間で最高の伸びに。また、電気機械は生産額が同4.5%、受注額が同5.8%それぞれ増加し、生産額は同1年間で初めて増加に転じた。製造業全体の3カ月先の業況見通しDIは、前月の16.7から18.1にプラス幅が小幅拡大し、3カ月連続でプラスを確保。

 建設業は、完工高が前年同月に比べて22.5%増加した反面、受注額は同12.5%落ち込んだ。受注額は2カ月ぶりに減少し、今年に入って初の2ケタ減。公共投資は、4カ月連続で前年を上回った。3カ月先の業況見通しDIは、2カ月連続マイナス6.3。

 小売業の売上高は、同1%減少した。最も落ち込んだのは衣料品で、季節商品の動きが鈍かったことなどを背景に同11.3%の減少。また、家電品は同8.3%減少し、今年に入ってからは10%近い落ち込みが続いた。小売業の3カ月先業況見通しDIは6カ月連続のマイナスで、マイナス幅は前月の14.8から34.6に拡大。

 サービス業の売上高は、前月の同5.1%減から同6.1%の増加に転じた。情報関連サービスの好調を受けてその他サービスが前月の同22.4%から23.2%の増加に転じ、運輸も前月の1.4%減から2.1%増に持ち直した。このほか、旅館・ホテルは一部に宿泊などの増加がみられたのを背景に、同1.9%増へと8カ月ぶりに増加。サービス業全体の3カ月先業況見通しDIは3カ月連続でプラスを確保したが、プラス幅は前月の32.1から24.1に縮小した。