2017年5月16日付
「緩やかに持ち直している」

3月の東北経済

個人消費は足踏み状態

 経済産業省東北経済産業局は16日、東北の経済動向(3月分)を公表した。「一部に弱い動きがみられるものの、緩やかに持ち直している」とし、前月の基調判断を据え置いた。

 項目別の判断は下表のとおりだが、このうち鉱工業生産は新型車効果で輸送機械工業、車載向け・スマートフォン向けで電子部品・デバイス工業、半導体製造装置等ではん用・生産用・業務用機械工業などが堅調に推移し、全体としては持ち直しの動きがみられた。 

 一方、個人消費のうち百貨店・スーパー販売額(全店)は前年同月比1.5%減の1,038億円にとどまり、4カ月連続の落ち込み。業態別では、百貨店が同4%減の190億円、スーパーが同0.9%減の848億円だった。

 コンビニエンスストアの商品販売額とサービス売上高は同2.7%増の671億円で、71カ月連続でプラス実績を確保。ドラッグストアの同販売額は同5.1%増の309億円で、12か月連続で増加した。

 ホームセンターの商品販売額は同2.4%減の222億円で、2カ月連続の落ち込み。家電大型専門店の同販売額は同2%増の203億円で、5カ月ぶりに増加に転じた。

  新車登録・届出台数は同7.6%増の5万2,026台で、5カ月連続の増加。普通乗用車が同13.3%、小型乗用車が同18.2%それぞれ増加した反面、軽自動車が同2.7減少した。この結果、個人消費全体ではほぼ横ばい圏ながら、足踏み状態。 (午後4時半)

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