2017年5月15日付
昨年度は33件

県内の多重債務相談件数

東北最少、前年度比減

 財務省東北財務局秋田財務事務所は15日、多情債務相談の28年度受付状況を公表した。県全体の相談件数は前年度比5件減の33件で、東北6県の中で最も少なかった。

 県内の相談件数で最も多い年齢層は40代の11件で、これに50代の10件、60代以上の8件などが続いた。40代は前年度と同数で、50代が前年度比2件増、60代以上が同3件減。

 また、職業別で最も多いのは給与所得者の19件だが、前年度に比べて6件減少した。自営・自由業も同4件減の3件へと半数以下にとどまった半面、無職は同6件増の10件へと2倍以上に増加。

 借入先は1〜2社と7〜8社が各8件で最も多いが、1〜2社は前年度に比べて4件減少した一方、7〜8社は4倍に膨らんだ。このほか、3〜4社は同6件に半減し、5〜6社も同4件減の6件となった。さらに、借金の額で最も多いのは1,000万円以上の8件で、同3件の増加。200〜300万円未満は、同5件減の2件と3分の1以下に減少した。

 東北全体(東北財務局と東北の5事務所)の相談者数は同46件増の453件で、1.7%減少した前年度から11.3%の増加に転じた。うち震災関連相談は同16件、84.2%増の35件にのぼった。

 最も多いのは本局(宮城)の116件(前年度比30件増)で、以下、山形の106件(同5件減)、岩手の104件(同29件増)、青森の52件(同6件減)、福島の42件(同3件増)と続き、本県が最少。(午後5時半)