2017年5月9日付
2日連続発生届出
 
県内のツ病患者
 
秋田北地方、多発懸念も

 県内では、2日連続でツツガムシ病発生の届け出があった。秋田北地方(大館市、鹿角市、北秋田市、小坂町、上小阿仁村)は県内屈指の最多地域だけに、本格的な山菜採りシーズンを迎えて多発が懸念される。

 県内で今年最初の発生の届け出があったのは8日。由利本荘保健所管内の80代の女性が3日に発病し、発熱、刺し口、発疹の各症状から同日ツツガムシ病と診断された。続いて県健康推進課は9日、大仙同管内の90代の女性が新たに同病と診断されたことを明らかにした。発病したのは先月28日。両患者とも現在、医療機関に入院している。

 昭和48年から昨年までの患者数累計をエリア別にみると、最も多いのは大館・北秋の397人で、これに次ぐ大曲・仙北の234人を大きく引き離している。大館・北秋に隣接する鹿角は136人で、秋田北地方全体では533人と県内でも突出した多発地帯。今年は同地方での発生はまだないながらも、今後続出が心配される。   (午後5時)   前の記事