2017年4月29日付
2カ月ぶり統計史上最高水準
 
県内の有効求人倍率
 
3月は1.29倍に回復

 秋田労働局は28日、3月の一般職業紹介状況を公表した。県内の有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で、統計史上最高だった1月の水準を2カ月ぶりに回復させた。雇用失業情勢について同局は前月と同様、「改善の動きが続いている」とした。

<求人・求職の動向> 県内の新規求人数は前年同月比3.8%、354人増の9,733人で、3カ月連続の増加。主な産業別では建設業が990人で前年同月比13.1%(115人)、製造業が1,094人で同37.4%(298人)、運輸業・郵便業が337人で同7.7%(24人)、卸売業・小売業が1,578人で同0.8%(12人)、宿泊業・飲食サービス業が918人で同4.1%(36人)、生活関連サービス業・娯楽業が509人で同4.1%(20人)それぞれ増加した反面、 医療・福祉が1,736人で同3.6%(64人)、サービス業(他に分類されないもの)が1,091人で同15%(192人)それぞれ減少した。

 有効求人数は2万3,720人で、前年同月に比べて5.7%、1,288人増え、39カ月連続の増加。対する新規求職者数は同5.8%、350人減の5,693人で、同44カ月連続で減少した。有効求職者数は同10.3%、2,187人減の1万8,994人で、同87カ月連続の減少。

<態様別新規求職者の動向> 新規求職者5,564人のうち在職者は2,187人で、前年同月に比べて5.1%、118人減少した。離職者は2,684人で同3.8%、105人の減少、無業者は693人で同10.6%、82人の減少。離職者の主な内訳のうち、事業主都合は同9.3%、88人減の856人で同13カ月連続の減少、自己都合は同1.4%、24人減の1,644人で同6カ月連続の減少。

 

<就職の動向> 就職者数は前年同月比5.9%、220人減の3,533人で、同12カ月連続の減少となった。うち雇用保険受給者は同13.5%、88人減の562人で、同3カ月連続の減少。45歳以上は同1.7%、27人減の1,548人で、同2カ月連続の減少。

 

<有効求人倍率> 求職者1人に対する求人数を示す県内有効求人倍率(季節調整値)は1.29倍で、昭和38年の統計開始以来最高だった1月と並んだ。1倍を超えたのは、27カ月連続。全国平均は3カ月連続の1.43倍を経て1.45倍に上昇し、バブル経済末期だった平成2年11月の1.45倍以来26年4カ月ぶりの高水準に。また、6カ月連続で全47都道府県で1倍を超えた。

 

 このほか、総務省が同日公表した3月の完全失業率は(季節調整値)は2.8%で、6年12月の2.9%以来22年2カ月ぶりに3%を下回った前月と同水準。完全失業者数は前年同月比28万人減の188万人で、82カ月連続で減少した。    (午前零時)

過去1年間の有効

求人倍率月別推移

28年/4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

29年/1月

2月

3月

県内の有効求人倍率

1.14倍

1.16倍

1.17倍

1.20倍

1.18倍

1.20倍

1.20倍

1.23倍

1.26倍

1.29倍

1.25倍

1.29倍

全国平均の有効求人倍率 1.33倍 1.35倍 1.36倍 1.37倍 1.37倍 1.38倍 1.40倍 1.41倍 1.43倍 1.43倍 1.43倍 1.45倍
※28年12月以前の季節調整値は、1月公表時に改訂された。