2017年4月16日付
県内2番目の減少率

上小阿仁村の総生産額

秋田北地方、全市町村で落ち込む

 県調査統計課は16日までに、26年度の市町村民経済計算をまとめた。秋田北地方は全5市町村で総生産額が落ち込み、このうち上小阿仁村は大潟村に次ぐ県内2番目の減少率。

 同課が作成した26年度の市町村内総生産内訳は下表のとおりだが、県内25市町村中、総生産額が前年度を上回ったのは、いずれも製造業の増加が貢献したにかほ市(14.4%増)、由利本荘市(3.2%増)、秋田市(0.4%増)、横手市(0.3%増)のあわせて4市にとどまった。一方、減少した21市町村のうち大潟村など12市町村は農業、9市町村は建設業の落ち込みが主因。

 秋田北地方は、上小阿仁村が建設業の8.7%減を主因に全体で9.7%落ち込んだほか、鹿角市は農業が1.4%減少し全体で1.6%、北秋田市は農業が1.1%減少し全体で0.9%、大館市は建設業が0.9%減少し全体で0.6%、小坂町は農業が1.7%減少し全体で0.3%それぞれ落ち込んだ。上小阿仁村は、大潟村の10.6%に次ぐ県内2番目の減少規模。

 26年度の県民1人あたり年間所得は246万7,000円で、前年度に比べて9,000円増加した。うち秋田北地方の市町村民所得は大館市が240万8,000円(前年度比1万円増)、鹿角市が217万1,000円(同1万5,000円増)、北秋田市が210万2,000円(同9,000円増)、小坂町が同268万3,000円(同1万4,000円増)、上小阿仁村が174万1,000円(同2万5,000円減)と、唯一200万円を下回る同村だけが落ち込んだ。

 県内で最も多いのは唯一300万円を超えた大潟村の347万1,000円だが、同50万3,000円の大幅減に。同村は農業生産額が7.1%減少したのを主因に、全体の生産額も県内最大となった。

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