2017年4月16日付
死者、負傷者3年ぶり減少

秋田北地方の28年労働災害

建設、製造は改善傾向

 秋田北地方の昨年の労働災害は死者数、負傷者数とも3年ぶりに減少した。秋田労働局が16日までにまとめた28年労働災害発生状況(確定値)で示されたもの。

 同局が作成した28年状況のうち大館労基署が管轄する秋田北地方の状況は下表のとおりだが、負傷者数(4日以上の休業)は前年比5件減の205件で、小幅ながら3年ぶりに前年を下回った。6労基署管内中最も多いのは労働者数が圧倒的に多い秋田管内の370人で、大館管内はこれに次いで多い。それでも、大館同は県内で唯一減少した。

 大館管内の業種別で最も負傷者数が多かったのは建設業だが、前年比17人、28.8%減の42人、次いで多い製造業も同17人、32.1%減の36人と、いずれも改善傾向。逆に悪化が際立ったのは運輸交通業で、同9人、63.6%増の18人にのぼった。

 一方、大館管内の労災死者数は過去10年間で最悪だった前年の7人から3人へと半数以下に減少。負傷者数と同様3年ぶりに前年を下回ったものの、同10年間の中では27年の7人、26年の5人、23年の4人に続いて4番目に多い。死者数の業種別内訳は建設業で2人、林業で1人で、うち建設業は依然として皆無に抑えられないながらも前年の3分の1に改善した。

 県全体の負傷者数は同49人、5.2%増の984人で、2年連続で1,000人を下回ったものの悪化。死者数は同7人、36.8%減の12人だった。管内別内訳は秋田が5人、大館が3人、大曲が2人、能代、横手が各1人で、本荘だけが皆無に抑えた。

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